於保久知(おおくち)神社の大欅と戊辰戦争

大口レンコンで有名な大口にある於保久知(おおくち)神社です。
ここには立派な大欅があり、樹齢は750年以上と言われています。

新潟県は戊辰戦争の一つである北越戦争が起きた地で、旧幕府軍と新政府軍が何ヵ月にも渡って戦っています。
この大欅の枝からは北越戦争で使われた銃弾も見付かっているそうです。

北越戦争で旧幕府軍として戦った長岡藩は、海外の武器商人からアームストロング砲やガトリング砲など様々な銃器を多数買い込んでいます。
特にガトリング砲はこの当時の日本には3門しかなかった中、そのうちの2門を長岡藩が持っていたと言うので戦争の激しさを物語っています。

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