地元志向

先日、とある高校さんの学内で進路相談会ということで、建設業界のしごとのご説明をさせて頂きました。放課後の30分でしたが、有志の皆さん5名が最期まで熱心に話を聞いてくれました。そう多くない人数ですので業界の仕事の様子ですか、素朴な質問・率直な疑問をお互いに会話形式ですることができました。地元就職志向が強く、都会で働くことと、地元で働くことを、私自身の転職経験も踏まえていろいろお話させていただきました。

いまの県内の高校生が気にするところ、「正規・非正規雇用者数」「正規雇用率」だそうです。これはちょっと私の時代にはなかった感覚でしたが、たしかに今のニュースなどでは正規非正規の話をよく耳にします。どういう雇用契約になるのか、よく確認しなさいよ、という教育を受けているのだと推察します。松井組は正規雇用です。とお話ししました。
昨年などは、「受動喫煙対策」ですとか、「休暇日数」「時間外労働」についての質問が多かったそうです。このあたり、新型ウイルスの件もあり疑いのない売りて市場から意識が変化しつつあり、かなり世相を敏感に感じ取って質問内容も変わってきているのかなという感想です。

こういったご時世ですので、感染防止措置をいろいろしての訪問でした。時期ですとか、学校側のご苦労もたくさんあったと思います。それでも、学校内ですれ違う方、みなさん元気な挨拶で迎えてくれました。とてもさわやかで感じが良かったです。ありがとうございました。
帰り道。日も沈み田んぼ脇の道路を走る中、自分が高校生だったときは、こんなに働くことを真剣に考えていたかなと振り返りながら帰りました。

前の記事

バジルを収穫

次の記事

芝生の穴開け