鬼平犯科帳に出て来る芋酒

芋酒です。

池波正太郎の鬼平犯科帳の「兇賊」で出て来る料理です。
居酒屋「加賀や」の芋酒の評判を聞いて長谷川平蔵が飲みに来ています。

あらすじはリンク先の二代目中村吉右衛門主演の鬼平犯科帳のページで見れます。

鬼平犯科帳では以下のようにあります。
「皮をむいた山芋を小さく切って笊に入れ、これを熱湯にひたしておき暫くして、
引き上げすり鉢に取って丹念に擦り、ここへ酒を入れる。つまり練り酒のようにしたもの」
小説ではこれを温めて飲んでいます。

読んだ時に味のどんな物か気になって作ってみたいなと思っていたので、作ってみました。

 

芋を細かく切って出汁に浸してそれをすり鉢で擦ってと結構手間がかかります。

 

 

味は山芋が入っているので熱燗でも味がまろやかで美味しかったです。

わさびを浮かべると山芋の味によく合いました。

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