平成16年の水害の復旧工事

平成16年に発生した刈谷田川の水害の災害復旧工事の写真です。


 

元々、刈谷田川は川幅が狭く蛇行している箇所が多いので、昔から何度も氾濫を起こした川でした。
明治時代の44年間で38回も刈谷田川の洪水があり、昭和になると河川改修を行って回数は減りましたがそれでも3回も洪水がありました。

私が子供の時は、昔からこの辺りに住んでいる家の倉庫によくボートが置いてありました。
祖父の実家にもボートがあって何のためにあるのだろうと子供の時は思いましたが、刈谷田川がよく氾濫を起こすので水が引かない時に移動に使っていたそうです。

その後、何度も河川改修を行い氾濫の回数は減っていきましたが平成16年の大雨で再び氾濫を起こしました。
弊社の社員にもこの水害で被災した者がおりました。


 

これらの写真は水が越水した堤防の改修工事の写真になります。
これ以外にも川が蛇行しているとそこから氾濫が起きやすいので川を動かしてそれをまっすぐにする大きな工事や、川の掘削やしゅんせつなど様々な工事が行われました。

ここ数年は全国で大きな水害が何度も発生しています。
弊社の仕事の一つに河川パトロールがあるので、これからもしっかりと河川パトロールに取り組んでいきたいと思います。